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2011年 02月 18日
Fighter Engines
航空自衛隊那覇基地のエアー・フェスタ2010より。

地上展示してあった、F-15JとF-2のお尻を覗いてみた。

まずはF-15J(おそらく904号機だったと思われる)のF100-IHI-220Eエンジンのアフタバーナ&排気ノズル部。
Fighter Engines_c0158775_601693.jpg

このエンジン地上静止状態でアフタバーナーをフルに焚くと10,640 kgfの推力が出るらしい(from Wikipedia:笑)。F-15JはこのF100-IHI-220Eを2本積んでるので、最大20tもの推力が出せる訳だ。
機体の空虚重量がだいたい13,000で kg最大離陸重量がだいたい 30, 000kg位らしい(from Wikipedia)ので、兵装満載でなければ余裕で垂直上昇が出来るわけだ。
周りの白色ところが排気ノズル(コンバージェント・ダイバージェントノズル)で、エンジンの状態に応じてパコパコと開いたり閉じたりして、エンジンの出口面積を調整している。
奥には低圧タービンの最終段ブレードとフレームホルダー(アフタバーナの火炎を保持するためにもうけられている邪魔板(w))とか、右下の方にちょこんと着いているアフタバーナのイグナイタとかが見えてますね。

で、こちらはF-2(築城基地第6飛行隊の530号機)のおしり(w)
Fighter Engines_c0158775_6232453.jpg

積んでいるエンジンはF110-IHI-129で、地上静止状態でアフタバーナーをフルに焚くと13,381kgfの推力が出るらしい(from Wikipedia:笑)。空虚重量: 9,527kg、最大離陸重量: 22,100kg、最大兵装類機外搭載量: 8,085kgだそうだから(from Wikipedia)22100kg-8085kg=14015kgとなるので兵装なしで、燃料が少なければ垂直上昇が可能とおもわれる。
シュート・ミキサーとフレームホルダーしか見えませんね(w)。やはり右下にアフターバのイグナイタが。
F110の排気ノズルもコンバージェント・ダイバージェントノズルで、エンジンの状態に応じて開いたり閉じたりして、エンジンの出口面積を調整しています(とだけいっておこう(w))。

あ、F-4のお尻取り忘れてた!(w)

2011年1月23日撮影@航空自衛隊那覇基地(沖縄)


by hama_cha | 2011-02-18 06:40 | 飛行機


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